昨年に引き続き今年もこの時期に カンボジアの首都プノンペンにある孤児院でバルーンショーをさせて頂きました。　以前から 定期的に プノンペン周辺のたくさんの孤児院へ お米などの食料品やシャンプーや洗剤などの日用品を寄付されている 現地法人ジャパンスピリッツの水野社長から お誘いを頂いてのボランティア公演です。

今回も孤児院のお子さん達に 楽しい思い出に残るプレゼントをしたいというお気持ちで、水野社長はじめ現地スタッフのNaokiさん、Piromuさんが 企画から打ち合わせ、当日の手配まですべてをしていただきました。

当日の朝、風船の帽子やパフォーマンス道具一式を積み込んでホテルを出発します。　途中でお米とシャンプーなどの日用品を購入し 孤児院へ向かいました。

現地スタッフのPiromuさんがお米を選んでくれます。

大きな倉庫にはお米がたくさん積まれていました。

大きなショッピングセンターでシャンプーや洗剤などの日用品のお買い物の間に 偶然・・・風船を見つけて パチリ！

その後、孤児院へはお昼頃の到着でしたが、ちょうどプノンペンのイオンに出店されている九州の秀ちゃんラーメンの皆さんが ラーメンの炊き出しをされていました。　世界各国から もちろん日本からもこのような地道な支援がされているそうです。　美味しそうにラーメンを食べるお子さん達の笑顔に心が癒されます。

美味しいラーメンでお腹一杯のお子さん達のたくさんの拍手に迎えられて、風船太郎も元気一杯にバルーンショーを始めます。　昨年同様に・・・上手く言葉で伝えられませんでしたが、お子さん達の満面の笑顔に助けられたとても楽しいバルーンショーでした。　そんなバルーンショーの様子は動画でご覧くださいね。

言葉が通じなくて ハラハラドキドキしながらも それをいつの間にか笑いにかえてしまうお子さん達のバイタリティーに助けられました。　バルーンショーが終わると、今日のラーメンの炊き出しとバルーンショーのお礼にお子さん達が日本の歌を歌ってくれました。

誰にも見せない泪があった　　人知れず流した泪があった
決して平らな道ではなかった　　けれど確かに歩んで来た道だ
あの時想い描いた夢の途中に今も　　何度も何度もあきらめかけた夢の途中
いくつもの日々を越えて　辿り着いた今がある
だからもう迷わずに進めばいい　　栄光の架橋へと・・・

サプライズのプレゼントに目頭が熱く ウルウルしてしまいました。　ふっと横を見ると・・・同行していただいた皆さんも・・・やっぱり・・・泣いちゃってましたね。　お礼の気持ちを表そうと 一生懸命に覚えた歌を歌ってくれるお子さん達のまっすぐな瞳を決して忘れることなく これからもバルーンショーを続けていこうと思いました。

午後からはプノンペン市街から1時間ほど離れた郊外の孤児院へ向かいました。　お米の他に即席麵のリクエストがあり途中のお店で購入していきました。

孤児院へ到着し、早速バルーンショーを始めます。　大きな風船を膨らますと 小さなお子さんが部屋から逃げ出してしまいました。　ちょっと怖かったようですね。　ごめんなさい、その後は院長先生のお膝に抱っこしてもらって最後まで観てくれました。　マジックネタを披露している時はお子さん達は真剣にじっとその様子に見入っていますね。　日本のお子さん達と同じように きっと好奇心が強いんですね。　風船に入る体験コーナーも小さなお子さん達には怖かったようで・・・大きなお兄ちゃんにお願いしました。　バルーンショー終了後には 丸い小さな風船をプレゼントして 膨らませて遊びます。　小さなお子さん達は自分では膨らませないので こちらへ持ってきてくれます。　風船を膨らまして手渡すととびっきりの笑顔を返してくれました。　とても素敵な時間を一緒に過ごすことが出来て本当に嬉しい風船太郎でした。　そんな楽しいバルーンショーの様子は動画でご覧くださいね。

今回も孤児院のスタッフの皆様からもご好評をいただくことが出来たかと思います。　現地法人ジャパンスピリッツの水野社長はじめ現地スタッフのNaokiさん、Piromuさんのおかげです。　本当にありがとうございました。　言葉の問題やネタの内容など・・・反省する点もたくさんありますが、また来年もこの時期にカンボジアの孤児院を慰問できればと思っております。　これからの一年を悔いの残らないように、子どもたちの期待にもっともっと応えられるように精一杯頑張ります。

今回の画像・映像は ぼかし処理をしておりません。　『 子ども達の笑顔を見て頂ければ 本当に楽しい公演だったことが日本の皆さんにもよく伝わるでしょうから。 』 と特別に許可を頂いております。

昨年の公演の様子はこちらからどうぞ。