公演報告

風船太郎のバルーンショー

子育て支援保育園・幼稚園小学校・子供会商業施設・企業

第5281回・第5282回・第5283回 2018年5月24日

カンボジア プノンペン・孤児院での慰問バルーンショー 〜 ボランティア公演報告 〜

一昨年、昨年に引き続き今年もこの時期に カンボジアの首都プノンペンにある孤児院でバルーンショーをさせて頂きました。 以前から 定期的に プノンペン周辺のたくさんの孤児院へ お米などの食料品やシャンプーや洗剤などの日用品を寄付されている 現地法人ジャパンスピリッツの水野社長から お誘いを頂いてのボランティア公演です。

今回も 孤児院のお子さん達に 楽しい思い出に残るプレゼントをしたいというお気持ちで、水野社長はじめ現地スタッフのなおきさん、Piromuさんをはじめ たくさんの皆さんが、企画から打ち合わせ、当日の手配まですべてをしていただきました。 水野社長と親交がある 栃木県小山市の岡泉興産の岡泉社長や そのご友人でバンコクで経営コンサルタント会社をされている松原社長とそのご友人も同行してくださいました。 毎年少しづつボランティアの輪が広がっていくことに感謝して、今回も精一杯のパフォーマンスをさせていただきました。

朝10時過ぎに 孤児院へ到着すると 約80名のお子さん達はすでに教室で待っていてくれました。 私達の車を見るなり 立ち上がって 拍手をして歓声を上げてくれましたので、その時点で 涙腺崩壊状態でしたね。 このお子さん達に目一杯笑ってもらえるように頑張りました。

すぐに用意をして衣装に着替えてバルーンショーが始まります。 音楽もマイクもありませんが、お子さん達は興味津々の様子でしたので 身振り手振りだけで頑張りました。 バルーンショーが進むにつれて お子さん達のテンションも上がっているようで 後ろの方にいるお子さん達はいつの間にか机の上に立って観てくれてました。 嬉しい光景ですね。

巨大風船に入る体験コーナーでは お子さん二人にチャレンジしてもらいました。 言葉が通じないハンディはありますね・・・二人目のお子さんを巨大風船に入れる時に巨大風船が割れちゃいました! あちゃ~ と思ったのですが 観ていたお子さん達や先生方も 大爆笑でしたので ヨシとします。(笑) その後の再チャレンジで二人とも見事に巨大風船に入ることができましたよ。

その後はスパークバルーンの演出が出来なかったので 風船教室を開催しました。 見よう見まねで頑張るお子さん、諦めて 作ってよ~と風船を差し出すお子さん、風船をクルクル振り回して遊ぶお子さん、風船を口に入れて食べようとするお子さん、皆んな最高の笑顔を見せてくれました。 来年は何とかスパークバルーンの演出が出来るように頑張ります。 たくさんの拍手と大歓声と とびっきりの笑顔を見せてくれて 本当にありがとうございました。

本日2回目のバルーンショーは青空の下で行いました。 この孤児院ではお子さん達が50名ほど生活しているそうですが、まだ学校から戻ってきていないお子さん達もいて、今日は30名くらいのお子さん達に観てもらうことになりました。

孤児院へ到着すると 中から興味ありげのお子さん達が こちらを覗いています。 目一杯の笑顔を見せて 会場へ向かいます。 お子さん全員が入るにはちょっと狭い部屋でしたので 急遽 屋外での開催にしていただきました。 先程の激しい雨で水溜りもありましたが トゥクトゥクを移動させて場所を確保してもらい ちょっと申し訳なかったのですが 立ち見でスタートです。

初めはちょっと警戒されていた感もありましたが すぐに打ち解けてくれたようで ホッと安心の風船太郎でした。 中学生くらいのお子さん達も初めは遠巻きに、徐々に徐々に壁を無くして近寄ってきてくれる事がとても嬉しく感じました。 せっかくなので 風船教室の際には そのお子さん達にも小さなお子さん達のお手伝いをしてもらいました。 小さなお子さん達の満面の笑みも最高ですが お兄さんお姉さんのちょっと照れてはにかんだ笑顔も素敵ですね。

皆んなの笑顔からたくさんのパワーをもらった風船太郎でした。

本日3回目のバルーンショーは日本語学校でした。 ジャパンスピリッツの水野社長のご友人で、カンボジアで人材派遣会社を経営されている柳内社長が NGOを立ち上げ 共同運営されている学校で、現在は200名ほどの生徒さんが無償で日本語を学んでいるそうです。

今日は高校生くらいの生徒さん達が50人ほど参加してくれました。 とても礼儀正しく出迎えてくれましたので とても恐縮してしまった風船太郎でした。 オープニングは日本でも 商業施設のイベントでやっている細長い風船を配ってあれこれ膨らませ方を披露する演目からです。 皆さん、驚いてくれたり、笑ってくれたり、アヤしんでくれたり・・・とても和やかな雰囲気の中でパフォーマンスをさせて頂きました。 日本語学校ですから 日本語会話の実戦スキルを磨いてもらうために、敢えて日本語だけを話した風船太郎でした(笑)

今日1番の盛り上がりは やっぱり巨大風船に入る体験コーナーでしたね、チャレンジャーの男の子・・・風船の空気が全部抜けきって ミイラ状態になってました。 会場は大盛り上がりになっていたのでヨシ!とします。 ちなみに ちょっと自慢なのですが 風船太郎はこのネタで 過去に 欽ちゃん慎吾ちゃんの仮装大賞で準優勝したんですよ。 その男の子は巨大風船から顔を出した状態で後ろに転んで 風船が割れてしまうというハプニング・・・それはそれで・・・まさにあらびき団を観ているような感じでした。

生徒の皆さんのキラキラした笑顔がとても印象的なバルーンショーになりました。 近い将来 この生徒さん達が カンボジアと日本の架け橋となって活躍する日を楽しみにしています。

今回も孤児院のお子さん達に楽しんでもらえたのではないかと思います。 ジャパンスピリッツの水野社長はじめ 現地スタッフのなおきさん、Piromuさん、ご同行いただいた岡泉社長、松原社長、柳内社長のおかげです。 本当にありがとうございました。 来年もまたこの時期にカンボジアの孤児院を慰問できればと思っております。 これからの一年を悔いの残らないように、お子さん達の期待にもっともっと応えられるように精一杯頑張ります。

今回の画像・映像は ぼかし処理をしておりません。 『 子ども達の笑顔を見て頂ければ 本当に楽しい公演だったことが日本の皆さんにもよく伝わるでしょうから。 』 と特別に許可を頂いております。

昨年の公演の様子はこちらからどうぞ。

ボランティア|2018年05月24日実施